「エクセル会計スペシャリスト」とは

会計の実務では、「簿記」の知識とあわせて「Excel」のスキルが欠かせません。
例えば、売上帳を得意先別・商品別に集計したりグラフ化したりする際に、Excelのスキルが身についていれば的確でスピーディに業務を進めることができます。また会計ソフトを使っている場合でも、データをインポートする前の加工作業や出力後にデータを整える際に必ずと言っていいほどExcelを使用します。

エクセル会計スペシャリストは、会計実務におけるクルマの両輪とも言える「簿記」と「Excel」の知識とスキルを評価する資格試験です。実際にExcelを操作しながら解答する実践的な試験により、効率的かつ正確な会計業務の能力とビジネスでの即戦力を証明します。

経理・会計職を目指される方、業務の効率化を進めたい経理・会計担当者の方に最適です。また、日商簿記3級の学習を終えられた方の次の学習ステップとしても取り組みやすい内容となっています。一般企業における経理・会計職の採用活動の指標、監査法人や税理士事務所における人材育成にもぜひお役立てください。

会計教育と実務をつなぐ、新しい資格試験

企業の会計実務では、Excelが幅広く活用されています。
一方、簿記教育では、紙の帳簿や電卓を用いた学習が中心で、Excelを使って会計知識を実務につなげる機会は、まだ十分とはいえません。
こうした課題に着目した研究論文(査読付)として、石山 宏 教授(山梨県立大学)と木下 貴博 教授(松本大学)による「Excelを利用した簿記教育 ―授業への導入可能性― 」があります。
この論文は、日本会計教育学会の学会誌『会計教育研究』第14巻第1号(2026年)に掲載されています。

「エクセル会計スペシャリスト」は、会計実務で求められるスキルを踏まえ、会計教育におけるExcel活用を目指して、石山 宏 教授、木下 貴博 教授、浜崎 央 教授(松本大学)とともに開発しました。
3名の先生方は、『公式テキスト Excel会計スペシャリスト』の著者でもあります。
“簿記・会計の知識”を、Excelを使って“実務で活用できる力”へ。
「エクセル会計スペシャリスト」は、会計教育と実務をつなぐスキルを評価する資格試験です。

【関連研究】
石山 宏、木下 貴博
「Excelを利用した簿記教育―授業への導入可能性―」
『会計教育研究』第14巻第1号pp.48-56(2026年)
J-STAGE
https://doi.org/10.57392/jaer.14.1_14_48

現場の声から生まれた資格 ― エクセル会計スペシャリスト開発ストーリー

資格試験「エクセル会計スペシャリスト」はどのようにして生まれたのか。開発のきっかけ~実際にどのように資格試験がつくられていったのか、作問に携わられた先生方とプロジェクトメンバーへのインタビューからまとめました。最後には受験者の皆様へのメッセージがあります。

ロゴマークへの想い

シンボルマークは「Excel」と「簿記」の両輪が連動して回転するイメージから着想しました。
グリーンはExcelを、ブルーは会計の明朗性を象徴しています。実務におけるスピード感を斜体で表現し、現代の会計実務で活躍できる人材を一人でも多く輩出したいという願いが込められています。